セントラルヒーティングをつけました
9月も遅くなってくると北海道は秋真っ盛り。
9月中旬までは残暑が厳しくて半袖でも汗ばむくらいなんですが、それをすぎると一気に冷え込んで上着が欲しくなるくらいの気温になります。
なので、まだちょっと早いとも思ったんですが、寝室の肌寒さで朝起きてしまうのをきっかけに、セントラルヒーティングを動かすことにしました。
セントラルヒーティングとは、給湯器で温めた不凍液を各部屋に置いてあるラジエータパネルに回して温める輻射暖房です。
ストーブのような熱さはありませんが、家全体を同じくらいの温度で包み込む、高断熱高気密住宅にもってこいの暖房システムです。
給湯器で制御するので、リビングにあるコントローラから設定することができます。
ちょっとめんどうなのが、ストーブやエアコンのように温度を設定するのではなく、1から9までのレベルで調整するところ。
一体全体どのくらいの強さで動かすべきか見当がつかず、とりあえず初期設定の7レベルで動かしていたら、暑すぎて汗まみれになってしまいました。
3レベルまで下げてみるとポカポカと暖かくいい感じになりましたが、困ったのが寝室です。
寝る時はドアを閉めるので熱気がこもってしまい、今度は暑苦しくて目が覚めてしまいます。
そんな時は部屋にあるパネルの調整弁を締めることで流量を調整できるので、これでようやくちょうどいい温度になりました。
操作に癖があるのは難点ですが、家全体が同じ温度になるのは快適なので、頑張って慣れていきたいと思っています。
さて、セントラルヒーティングは仕組み的には床暖房に似ています。
違うのは、温めるためのパネルが床下にあるか、床の上に出ているかというところ。
パネルは窓の下などに置いてあるので、実際に生活していてもあまり邪魔になることはありません。
というか、後から位置を変えることができないので、邪魔にならないところに置くように考える必要はあります。
セントラルヒーティングはパネルが床の上に出ていると言っても、給湯器からの経路は床下を通っているので、裸足であるくとわずかに暖かさを感じることがあります。
気になったので、赤外線カメラで床を撮影してみることにしました。
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せっかく高い買い物をしたのでことあるごとに引っ張り出しています(^^)
こちらが2階のパネルの赤外線画像。
温水と言っても温度は非常にマイルドで、触ってもほんのりと温かい程度。
うっかり触ってしまっても火傷をするような心配はありません。
火事や怪我の心配がないところもセントラルヒーティングのいいところです。
さて、これは2階の床ですが、階段の框の先に温かいところがあると思っていたらなるほど温かいラインが走っていました。
2階トイレの手洗いの給水ラインと一緒に登ってきているらしく、暖房をつけると単水栓の水がお湯になるのは嬉しい驚き。
冬に手洗いの水が冷たいのは嫌だなと思っていたんですが、温水と冷水を切り替えにするのは難しいと断られていて泣く泣く単水栓にしたんですが、これなら冷たい思いをせずに済みそうです。
温水パイプはまっすぐ伸びてここから90度曲がってラジエータパネルに繋がるのですが、その写真を撮ろうとしたらびっくりしました。
この熱源の塊は、猫でした!
いつも同じところでゴロゴロしているなあ、と思っていたら、猫はちゃんと温かいところが分かっていたんですね。
以前住んでいたアパートでは冬になると猫がみんなストーブの前に集まっていて微笑ましく思っていて、その光景がなくなるのは少しさみしいと思っていたんですが、猫は猫で自分の居心地がいいところを見つけていたので良かったです。