在来工法とツーバイフォー、どっちがいい?
在来工法は正確には木造軸組構法といって、柱を立てて屋根をかけて壁を付けていく、昔ながらの日本の家の作り方になります。
それに対してツーバイフォーは正しくは枠組壁工法といい、柱を立てずにいきなり壁を組み合わせて箱型にしていく、アメリカンな家の作り方です。
ツーバイフォーという名前だけは聞いたことがありましたが、作り方に結構な違いがあることは全然知りませんでした。
在来とツーバイにはどちらにもメリットとデメリットがあると言われていますが、調べてみると、基本的にはそれほど変わりがないようです。
在来工法だと間取りが自由になると言われますが、実際は耐震性を高めるためにバランスよく壁を配置する必要があるので、ちゃんとした家を建てようと思うとツーバイフォーとあまり変わらないとのこと。
壁で作られているツーバイフォーの方が気密性が高いと言われていますが、土屋ホームなど、在来工法で作ってから壁を貼り付けて、ツーバイフォーと同じような性能を発揮させているハウスメーカーもあります。
在来のほうがリフォームが簡単だと言われていますが、だからといって無秩序に壁を壊せるわけでもないし、ツーバイであっても、将来壊したい壁を耐力壁にしないことで、リフォームを見据えた設計にすることが可能です。
特にツーバイのデメリットとして言われているのが、ツーバイは上棟(屋根がかかる)まで時間がかかるから雨に弱いということです。
ですが、一条工務店やビアスのように、自前のパネル工場を持っていて現場で組み立てるだけの場合は、2日か3日かで壁も屋根も全部できちゃうんですよね。
それに比べて在来の場合は、1日で屋根がかかると言っても四方には壁がなくて柱しかありませんので、ものすごく雨に強いというわけでもなさそうです。
工法だけを聞いてどちらが優れているとか劣っているとかを比べるのは難しく、各々の弱点をどう補っているのかを知ることが大事だと思いました。
地震に強いのはツーバイフォー!
いまの家は性能が上がっているのでほとんどの部分で在来工法とツーバイで差がないようですが、こと耐震性については、ツーバイに軍配があがるようです。
この前の熊本大地震では、耐震等級が高い家でさえも耐震性を発揮できず倒壊してしまった事例がたくさんあったといいます。
その結果、8,000棟以上の家が全壊してしまい、半壊も加えると、40,000棟以上もの家が被害を受けています。
そしてそのうちツーバイの家がどのくらいあるかというと、
ゼロ軒
だというから驚きます。
これだけの違いが出た理由は、ツーバイの建物は「木造枠組壁工法」という、法律で定められた工法で建てられているからなのだそうです。
どの家も基準どおりに作られているから品質が安定していて、どこの誰が建ててもしっかりした性能になるんですね。
我が家はインターデコハウスになったので、ツーバイフォーより壁が厚い、ツーバイシックスで作られることになりました。
ツーバイフォーの壁の厚みは89mmなのに対し、シックスは140mmもあり、断熱材の厚さが1.5倍になるところが大きな違いです。
というわけで、次回は家の断熱性についてのお話です。
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